つれづれなるままに

 
 私の思いつきでいろいろなことを書いていくコーナーです。
書くことやテーマは、気まくれですのでご了承ください。
 なお、過去の【つれづれなるままに】は、こちらでご覧下さい。

 2004/6/7   未納年金には高い支払利息がつく?!
 2004/3/29  花見で残すのは
 2004/2/19  ウェブサイトのサーバについて
 2004/2/8   「マイバッグ」と「マイ箸」のお話
 2004/1/5   新年に思うこと
 2003/12/23 写真家の星野道夫さんのこと その2
 2003/12/13 写真家の星野道夫さんのこと
 2003/11/30 「週末起業」
 2003/11/14 行政の外郭団体を潰せ!
 2003/10/13 「横浜市」は「区」のまとめ役で十分 
 2003/10/4  好きな音楽
 2003/10/1  「夢」と「天職」
 2003/9/5   「インタープリター」という職業
  


 2004/6/7   未納年金には高い支払利息がつく?!


 しばらくぶりの書き込みです。
 さて、突然ですが、みなさんはちゃんと年金払っていますか?
 先日、年金制度改正法案が、与党と野党の茶番劇によって、いつの間にか国会で可決されてしまいました。一時期の年金未納問題は収まりつつありますが、年金制度の複雑さや問題は出されたものの、いまだ年金制度は分かりにくいものです。
 そんなおり、私もNPOの職場を3月に退職したこともあり、先日、国民年金への切り替えをしました。実は、私も未納ではないのですが、学生の頃、稼ぎがなく保険料を払うことが出来ないので学生の納付免除をしていました。ついでなので、それを追納しようと役所で手続きをしたら、保険料の額にびっくり。なんと、5年前の保険料が1ヶ月15,560円。本来なら1ヶ月13,300円のところが、年600円の延滞金が加わっている。
 ここ数年は長引く不況のため、超低金利時代が続いて、銀行に預けても受け取り利子は1%にも満たない。それなのに、延滞金の支払利子が約4.5%とは・・・。保険料の追納は、10年間遡って出来るが、もし期限ぎりぎりで払った場合、元の保険料の約1.5倍を払わなければならないことになる。
 延滞金が年に600円付くことは、だれも教えてくれなかった(保険事務所が出している「情報満載 あなたの年金」という手引きには、「3年目から当時の保険料に加算がつきます」としか書かれていない。どこが「情報満載」だ!)。本当に、ひどい制度だと言わざるを得ない。
 みなさんは、この制度をどう思いますか?


 2004/3/29  花見で残すのは

 「ひとり旅のつくり方講座(海外編)」の会場となっている横浜市旭区の「こども自然公園」は、桜の名所として有名です。
 先週末、散歩ついでにこの公園に出かけてみると、見事に桜が見ごろになっていました。しかし、桜も咲けば、人も見に来るもの。桜の花に負けないぐらいの人で公園は埋め尽くされていた。これだけなら、1年の内のほんのひと時の花見で許せるのだが、ちょっと気になるのが、公園のごみだ。
 花見のごみは持って帰るのがマナーだが、公園にゴミ箱があるとつい捨ててしまうのか、それともみんなも捨てているから自分のごみはたいしたことがないと思い捨ててしまうのか。公園のゴミ箱は昼の時点で、入りきらず溢れていた。悲しいと言うか、桜の花を見たあとゴミの山を見て、ちょっと幻滅してしまった。
 花見で残すのは、ゴミではなく、桜の花を愛でる日本人の風情にしましょう。
桜が見ごろで 人出も多い
   「こども自然公園」の桜が咲き、花見で人だかり。
   
ゴミ箱は溢れて それでも捨てていく人はたくさん
   花見で残すのは、ゴミではなく、桜を愛でる風情。   


 2004/2/19  ウェブサイトのサーバについて


 このウェブサイトは、楽天の「インフォシーク」の無料サービスを活用し、サーバとして使っています。
 実は、この「インフォシーク」の前は、ライコスの「トライポッド」のサーバでした。昨年、「トライポッド」が「インフォシーク」と合併した関係で、「インフォシーク」に移す作業をしていたようです。その一連の作業に伴い、ひょっとしたら、いままで使っていたウェブサイトのアドレス【http://tomoyuki_akiyama.at.infoseek.co.jp/】が2/26から使えなくなる可能性があるようです。(まだ、よく分からないが・・・)幸い、【http://members.at.infoseek.co.jp/tomoyuki_akiyama/】は使えるようでが、使えたとしてもページの上部に広告が入る可能性が高いです。
 無料サーバのつらいところではありますが、今後サーバをもっといいところに移そうかと考えています。その時は、アドレスも替わりますので、その時はご案内いたします。
 でも、せっかく馴染んできたところで、サーバの都合でサービスが変わるのだけは、勘弁してほしいと思う。   


 2004/2/8   「マイバッグ」と「マイ箸」のお話

 
 みなさんは、「マイバッグ」と「マイ箸」という言葉を聞いたことがありますか?
 読んで字の通りですが、自分のバッグや箸のことを表しています。そんな、「マイバッグ」と「マイ箸」を私は、いつも自分の持ち歩いているかばんの中に入れ、必要な時に使うように心がけています。

 「マイバッグ」や「マイ箸」というのは、「環境」とかなり関わりがあります。「マイバッグ」運動は、最近では大手スーパーや行政などでも盛んにアピールされ目に付くようになりました。自分のかばんを持って買い物をすることは、かばんに愛着を持てるほかに、レジ袋をもらわないで済むことになります。
 レジ袋は、もらうと結構便利で、買ったものを袋で運んだ後も、ゴミ袋にしたり、また何かを入れる袋として重宝します。しかし、よく考えると、皆さんの家では、レジ袋が余っていませんか?そう、レジ袋はほとんどが余ってしまって、結局、買い物後、なにも使わず捨てていませんか?実は、レジ袋の大半であるポリ袋は、家庭から出されゴミのおよそ1割と言われています(ちなみに、家庭から出されるゴミは、紙類、生ゴミ、ポリ袋などのプラスチック類の順に多いそうです)。
 一人一人では、たいした量ではないのですが、これが地域や市町村、国のレベルで集めるとすごい量になります。ポリ袋は、リサイクルが可能ですが、リサイクルにはかなりエネルギーやお金を費やします。そのため、ほとんどが焼却処分されてしまうのが現状です。ダイオキシン対策が進んだといっても、燃やせば地球温暖化につながる二酸化炭素を出す上、原料は石油などの化石燃料ですから、自然に土に帰るには気の遠くなるような歳月が必要になります。このままポリ袋を使い続けて捨てる仕組みは、私たちや地球にとっていいものなのでしょうか?
 また、「マイ箸」を持つことは、外食をする時に割り箸を使わないことは、ゴミを減らすことにつながりますが、余計な森林材や竹の伐採を食い止めることができます。日本で現在出回っている割り箸のほとんどが、中国などアジアのシラカバやエゾマツなどの木や竹が使われています(最近では、国産のスギなど間伐材を使ったものも出回っていますが、非常に少数です)。また、割り箸も紙パルプや炭などにリサイクルする動きも出てきましたが、ポリ袋同様、エネルギーとお金を費やしてしまいます。「マイ箸」は、持ちやすく自分の手にフィットし、いつも好きな時に使えるので愛着が湧いてきます。

 私たちが美しい地球を守るためにできることは、微力ながらいろいろあると思います。「マイバッグ」や「マイ箸」を持つことは、その一つの方法なのかもしれません。

   私が持ち歩いている「マイバッグ」と「マイ箸」
   私が持ち歩いている「マイバッグ」と「マイ箸」
  


 2004/1/5   新年に思うこと

 
 新年の2004年が始まりました。今年は、私は「チャレンジの年」にしたいと思う。昨年は、いろいろと中途半端になり、なんとなく過してしまった。
 今年は、仕事も少しずつ自営に切り替え、年収の半分近くは自分で稼ぐつもりでいきたい。週末起業初年度の今年は、少なくとも勤め先以外の収入を50万円にすることを目標とした。さー、今年はどういう年になるだろか?
 (えっ、何をしてお金を稼ぐかって?それは、もう少ししてから発表します!)   


 2003/12/23 写真家の星野道夫さんのこと その2

 
 星野道夫さんの写真展が、先日、星野さんのふるさと千葉県の市川市で行われていたので見に行きました。今年の春に、横浜でも開かれていた写真展ですが、日程が合わず半年待ちました。
 星野さんのふるさとということもあり、スタッフの方々やお客さんが「星野さん、お帰りなさい!」とい雰囲気でなにか会場の暖かい気持ちを感じました。たまたま、会場には星野道夫さんの奥さんの直子さんがいらっしゃいましたが、残念ながらお話することはできませんでした。
 写真はどれも素晴らしく、アラスカの動物(ホッキョクグマやアザラシ、カリブーなど)とアラスカの風景(氷河や森、オーロラなど)が、アラスカという大自然に私を誘ってくる。私は、寒いところは嫌いだが、アラスカだけは別だ。死ぬ前に、宇宙よりも一度は行ってみたい場所だ。
 星野さんは、アラスカの自然と人の暮らしを撮り続け、写真という媒体で、自然からのメッセージを伝えた。このコーナーで、「インタープリター」という職業を紹介しましたが、星野さんはまさに、私が尊敬する「インタープリター」でもあります。
 星野さんの本の『旅をする木』にこんなお話があります。
 満天の星空の下、オーロラが出るのを待っていた星野さんとその友人との会話で、友人がある人から「こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろう。もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」と質問されたそうだが、それに対して星野さんは、「写真や絵がうまかったらキャンパスに描いてみるが、やはり言葉で伝える」と答えた。しかし、友人は「その人はこう言うんだ。自分が変わってゆくことだって・・・その夕陽を見て、感動して自分が変わってゆくことだと思うって」と続け、星野さんに話している。
 私も自然の持つメッセージを言葉や写真で伝えてきたが、心から感動して、「自分が変わること」が、いまいちわからなっかたが、星野さんの写真や言葉に出会い、少し私は変わった気がする。そう、何かに感動する自分を感じ、変わっていく自分をありのまま受け入れたい。

   【リンク】
   星野道夫公式サイト
   星野道夫さん関連リンク (「Colors of Nature」より)   


 2003/12/13 写真家の星野道夫さんのこと

 
 寒くなるこの季節になると、なぜか写真家の星野道夫さんのことが気になる。皆さんの中で、星野道夫さんをご存知の方もいらっしゃると思います。
 星野道夫さんは、アラスカの自然(特にオーロラ)を撮られた写真家で有名ですが、数年前、熊に襲われ亡くなられたことを、私は非常に残念に思っている。今年は、北海道でオーロラが見られたとのこだが、星野さんが写真に収めたアラスカの風景には、いくつものドラマがあったことを、星野さんの著書『旅をする木』(星野道夫 著、文春文庫)で知った。星野さんは写真家でありながら、文章もすばらしく、自然のメッセージを星野さんの遺した本を通して感じることができる。
 寒くなるとオーロラが見たいというのもあるが、冬になるとなぜか星野さんの写真を見たくなる。星野さんの遺したメッセージを私は、この時期になると心に留め、冬の寒さを感じている。

   『旅をする木』
   『旅をする木』
    (星野道夫 著、文春文庫)   


 2003/11/30 「週末起業」

 
 最近、『週末起業』(藤井孝一著、ちくま新書)という本を読んでいる。まだ、80ページ程度しか読んでいないが、今の私にとってとてもためになる本だ。というのも、私自身、週末にではないが「起業」をしたいからだ。
 私の頭の中では大体したいことが固まっているが、まだ秘密にします。まずは、「個人商店」(つまり「自営業」)でやってみたいけれど、そう世の中は甘くないと思う。今の職場の経験を生かし、しばらくは「二足のわらじ」で、「週末起業」を始めようと思っている。
 とりあえず、「週末起業」のスタートは、来年(2004年)の1月1日と決めた。やりたいことが見つかったのだから少しチャレンジをしようと思う。

   『週末起業』
   『週末起業』
    (藤井孝一 著、ちくま新書)  


 2003/11/14 行政の外郭団体を潰せ!

 
 今月の2日に、NPO研修・情報センターの世古一穂さんをラブスサポートセンターの主催講演会「協働のデザインを考える」でお呼びした。
 世古さんは、日本のNPO法(正式には、特定非営利活動促進法)を作った立役者と言われ、行政とNPOとの協働については日本屈指の人だ。世古さんの話は、2年前岐阜でのインタープリター時代に研修のため岐阜県庁で行政職員に紛れ聴いたのが初めてだった。世古さんは非常に切れる語り口で、このとき、行政とNPOとの協働のあり方や「ファシリテーター」という役割を初めて考えさせられた。
 それ以来、NPO職員として行政との協働の場で仕事を行って来た。今回は、ラブスサポートセンターの理事の協働という意識の共有化と大和市で勧めている協働事業推進会議の整理のきっかけとしてお呼びした。サポートセンターの理事のほか大和市の行政職員、市内および近隣のNPO・市民団体関係者が参加した。
 世古さんの話は、やはり切れる話だった。話の中で印象的だったのは、次のようなことだった。
 ――非営利・官の「行政」を第一セクター、その対極にある営利・民間の「企業」を第二セクターとすると、従来「三セク」と言われていた行政の外郭団体は、第三セクターではなく、1.5セクターである。現在、非営利・民間のNPOや市民団体(市民セクター)が本来の第三セクターであり、行政の外郭団体(いわゆる「三セク」)に奪われている営利・官のセクターを取り返さなければ、日本のNPOの自立とは言えない。――
 行政の外郭団体は、やたらと多い。○○市○○財団とか○○県○○公社とか。また、福祉系の最大団体の社会福祉協議会(通称:社協)の存在もあやしい。日本のNPOは、これらに戦い、本来の「三セク」を奪い取ることができるかNPOの底力の見せ所だ。

   「協働」について語る世古さん
   「協働」について語る世古さん
 


 2003/10/13 「横浜市」は「区」のまとめ役で十分

   
 横浜市も昨年、中田市長体制になり、随分変わってきた。
 「官から民へ」。そういう合言葉で、情報公開をしながら行政改革を進めている。市長もNPOや市民活動への理解があるようで、そういう市長の考え方にも賛同できる。
 横浜市は、言わずと知れた大都市。350万人もいる日本一の人口を有する市だ。しかしながら、まちとして考えた場合、あまりにも大きすぎる。政令指定都市でため、区が設けられていて、横浜市は私の住む保土ヶ谷区のほか、全部で18区ある。区の人口は、だいたい20万人前後で、面積もそこそこある。なので、はっきり言って、人口と面積を考えると1つの区で市レベルのまちになってもおかしくない。でも、区の行政管轄は市が握っているため、区の行政職員などは市の職員であり、区長も選挙で選べないどころか市の職員が区長となっているのが現実だ。
 「横浜」は確かに、1つのブランドとなっているため、住んでいる私たちは「浜っ子」として誇りを持つ人がいる。私も生まれも育ちも横浜なので「浜っ子」ということになるが、残念ながら「保土ヶ谷区」で生まれ育ったという意識が薄い。(実を言うと区境に近く、「保土ヶ谷」という地名から離れたところで暮らしているからかもしれないが)
 しかし、横浜市の行政も実に官僚的で、中央集権的だ。その上、役所本体の職員のほか外郭団体などの職員が多く、財政も決してよくない。「もう区でやっていったらいいんじゃないの?」と最近よく思う。区長も誰だか良く分からない上、選挙がないので選べないし、市の職員が区長というのも真の民主主義ではない気がする。
 自分のことは自分でして、自分で解決できない地域の問題は地域で解決する。地域で解決できないことは、区で何とかする。区でできなければ、市で。市でできなければ、県。そして、国へ、世界へと。
 このところつくづく、「神奈川県保土ヶ谷区」にならないのかなぁ〜と思う。
     

 2003/10/4  好きな音楽

   
 最近は、忙しくて音楽をじっくり聴く機会があまりなくなった。
 私は、どちらかと言うと洋楽が好きで、学生の頃は、1960年代〜70年代のアーティストの歌をなぜだかよく聞いていた。ビートルズやローリングストーンズを始め、ボブ・ディランやエリック・クラプトンの渋いブルース、サイモン&ガーファンクルやカーペンターズなどのソフト路線、レッド・ゼッペリンなどのハードなものまで聴いていた。
 最近は、洋楽ではアメリカの西部にチャリ旅行をしてから、カントリー系の音楽が好きになった。
 ここのところ、テレビのCMやドラマにリバイバルブームなのか60年代〜70年代の洋楽が使われてる。車のCMでは、ジョン・レノンの「Woman」やエリック・クラプトンの「Layla」などが流れ、ドラマでもカーペンターズの「Top of The World」が主題歌で使われている。このウェブサイトのタイトルでもあるボブ・ディランの「Blowin' In The Wind」も携帯電話会社のほのぼとしたCMにカバーで流れている。
 60年代〜70年代の洋楽は、私たちの20代にとって「懐かしい」というより「新鮮なもの」とよく言うが、私にとってはこれらの音楽は、どちらかと言うと「懐かしい」。でも、これらの音楽は、きっと世代を超えてこれからも聴き継がれるだろうなと感じている。

   Bob Dylan「The Freewheelin' Bob Dylan」のジャケット
   Bob Dylan「The Freewheelin' Bob Dylan」のジャケット。
   ジャケットをクリックすると「Blowin' In The Wind」ライブ版が聴けます。
   (HMVの試聴サンプルサイトより、詳しい聴き方はこちら
   

 2003/10/1  「夢」と「天職」

   
 みなさんは、子どもの頃どんな夢を持っていましたか?

 私は小さい頃、親の影響もあり、自然が好きでした。小学生の頃は、特に星が好きで、夢中で星座を覚え、友達と横浜・桜木町にあった神奈川県立青少年センターのプラネタリウム(現在は、閉館しまったようだ)に足繁く通ったものだった。この頃の夢はもちろん、天文学者であった。
 その後、成長と共に、夢は自然からどんどん離れ、この頃おりしもテレビゲームブーム。そんな影響から、ゲームプログラマーになりたいと思い始め、自作のゲームのシナリオや絵コンテを書いていた。ゲームのシナリオを書いていくうちに、小説家になろうと路線変更することもあった。
 高校生になるともっと現実的になり、人に関わる仕事に就きたく、学校の先生を目指しとりあえず勉強したが、最終的に進んだ大学の専攻はなぜか経済学部・・・。
 大学では、一般企業のサラリーマンでもいいと思ったが、通学の満員電車でサラリーマンに嫌気がさし、一時期、現実離れした内閣総理大臣やチャリの旅の経験から冒険家になろうかと真剣に考えたこともあった。
 しかし、やはり人を育てる仕事に就きたいと考え、3年ごろから専攻外の教育学や児童心理学などを猛勉強し、教員採用試験を受けた。だが、現実は厳しく1次(筆記)試験であっけなく落ちた。その後、青年海外協力隊で環境ボランティアをしようと考えたものの語学力に自信がない上、海外から戻った時には、仕事を探さなければいけないことから協力隊の応募を諦め、結局、一般企業の就職活動を行った。
 就職活動の面接では、自己アピールでチャリの旅のことを話したが、異口同音のように「それはすばらしい。けど、あなたには私たちの会社ではなく、他の場所があるのでは・・・」との返事が返ってきた。「やはり、自分は企業にいる人間ではない!」。そんな気持ちから、一般企業への就職も諦めた。そこで、もう一度原点に立ち返り、子どもの頃から好きな自然や環境に関わる仕事で、YMCAのボランティア経験を生かすべくNPO/NGOの団体に資料請求を出し、手探り状態でNPO/NGOへの就職活動をした。そんな中、日本環境教育フォーラム(実は、こちらさんにも資料請求をだしていたのだが、職員採用はないと言われ、代わりに会員にならないかと勧められ会員になっていた)の会報の中に「インタープリター募集」のチラシが入っていたので、「インタープリター」という職業をあまりよく知らなかったが、自然の中で仕事ができ、子どもの教育に携わるNPOということで、「NPO法人メタセコイアの森の仲間たち」への職員応募をした。
 ダメ元で応募したら、見事採用されてしまい、岐阜の地で「インタープリター」の卵として職に就いた。「インタープリター」という職業も特殊だが、NPOで働くというのも学生の頃には、想像だにできなかった。人生は、どうなるか分からないものだ。
 岐阜では、契約が半年であったので、再び横浜に戻った。「さあー、どうしようか?」と思っていた矢先、岐阜でたまたま縁があり、仕事を一緒にした今のNPO「かながわ環境教育研究会」の代表から仕事をしないかと誘われ、現在に至った。

 自分の「天職」とは何かまだはっきり分からないが、「天職」に近づいている事は間違いないと確信している。少なくとも、一般企業のサラリーマンでなくてよかったと感じている。それは、「誰の、何のために働くのか」というミッションが企業とNPOでは少し違うからだ。「世の中を少しでも良くして、自分のために働く」。そんな仕事こそが自分の天職だと最近感じている。

 みなさんは、いま就いている職を自分の「天職」だと言えますか?
もし言えなければ、もう一度「誰の、何のために働くのか」を考えてみませんか?
 

 2003/9/5   「インタープリター」という職業

   
 「インタープリター」という職業をみなさんご存知でしょうか?
 「インタープリター」を一言で言うと難しいのですが、簡単に言うと(私の解釈では)、「自然のメッセージを伝える人」で「自然と人間の橋渡しをする人」です。
 もともと、この「インタープリター」とは、「通訳者」や「解説者」という英語なのですが、19世紀末、冒険者と共にアメリカの大自然を相手にしたネイチャーガイドが、この「インタープリター」という職業の誕生といわれています。(『インタープリテーション入門』(下記参照)より)
 その後、アメリカの国立公園が作られる中で、自然の専門職「インタープリター」が多く誕生しました。(国立公園内では、森林や生態系の管理などを含めた職業「レンジャー」と呼ばれることがあります。)
 日本でも、国立公園などは古くからありましたが、「レンジャー」と呼ばれる職業の人は、実はほんの一握りの人しかいません。そこで、活躍するのが、「インタープリター」なのです。(ここでの、「レンジャー」という職業の説明は省きますが、簡単に言うと環境省が認めた人が「レンジャー」といったところです。)
 ただ、「これは、〜の木です。覚えてください。」とか「この地形は、〜が原因で、この様になりました。」といっても、名前や事実を伝えているだけで、その事物の(科学・歴史・文化などの視点を含んだ)背景を伝えなければ、自然のメッセージを伝えたことにはなりません。その事物にどんなバックグラウンドがあり、それが私たちの暮らしにどの様に影響(関係)しているのか伝えてこそ、「インタープリター」なのです。だけど、その伝え方は、いろいろ。言葉、歌、絵、演劇、時には沈黙・・・。要は、自然の事物を通して、“奥底にあるメッセージ”を伝えることができればよいのです。

 さて、「インタープリター」という職業に一時期(実習生としてですが特に資格が必要でありませんで一応)、就いた私ですが、HNK教育テレビの「わたしの生きる道」という番組で、「インタープリター」のお友達(KEEP協会の竹越さん)が紹介されています。(再)放送は、9月10日(水) 15:30〜15:50です。放送を逃した方は、番組ホームページ(こちら)をご覧下さい。

 もっと、「インタープリター」という職業をもっと知りたい人は・・・

   【本】
   インタープリテーション入門―自然解説技術ハンドブック
   『インタープリテーション入門―自然解説技術ハンドブック』
    (キャサリーン レニエ 他 著・日本環境教育フォーラム監訳、小学館)
   就職先は森の中―インタープリターという仕事
   『就職先は森の中―インタープリターという仕事』
    (川嶋 直 著、小学館)
   【リンク】
   インタープリテーション協会
   キープ フォレスターズ スクール

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